猫カフェに行ってきた

5月6日(土)、ゴールデンウィークの終盤に、恋人と「宿木カフェ」という猫カフェに行ってきた。

私の祖父の家では昔から犬を飼っていたが、猫は飼っていなかった。犬に触れる機会は多くても、猫に触れ合う機会は少なかった。個人的には犬も猫も好きなので、触れ合う機会が少なかった猫と、ちょっと遊びたかった。そんな時に恋人が「猫カフェに行きたい!」というので、近辺を探したら雰囲気が良さげな猫カフェがあったので、早速予約した。

我々は18:00の枠で予約していた。恋人の自宅から30分程度のところにあるカフェなので、気軽に遊びに行けるな、と思う。

店内は清潔であり、ウイルス対策や猫への配慮が行き届いているカフェであると感じ、気持ちよく過ごすことができた。

何よりも、猫がかわいい。普段から学校や職場、さらには人間関係でストレスを溜めているので、可愛い猫ちゃんを見ると癒されるのである。我が恋人も、大いに癒されていた。どの猫も清潔であり、大切に育てられているな、と感じた。

我々は食事コースを予約していた。そのコースには、お食事・ドリンク・デザートがついてくる。デザート・ドリンクはお互いにティラミスとリンゴジュースを頼み、食事に関しては、私は味噌パスタ、恋人はラザニアを注文した。そしてその食事も中々のもので、大変美味であった。

味噌パスタ

ティラミス

店内では猫グッズが販売されていたが、金がなかったので、今回は購入を断念した。

猫を愛でられて、楽しかった。機会があれば、平日の空いている時間に再度訪問したい。

店内にいた猫ちゃん

www.yadorigicafe.com

本紹介 新田浩之著『いろんな民族と言語に出会う 鉄道の旅』

新田浩之著『いろんな民族と言語に出会う 鉄道の旅』の紹介

この本は、筆者である新田浩之(にったひろし)氏による、中東欧地域の鉄道旅行エッセイである。ただ、単なる旅行エッセイではない。中東欧地域への入門書、という役割も個人的にはあるのではなかろうか。

本書は、ロシア・中東欧の鉄道地図からなる章と、新田氏による旅行記による章の2章構成で成り立っている。

従来の中東欧を紹介する書籍は、主に文学や政治、経済などの側面から紹介されることが多い。しかし、この書籍は、主に「鉄道」と「旅行」という側面から中東欧地域が描かれている。「鉄道」と「旅行」という観点を得ることで、読者は中東欧地域の新たな一面や、新たな発見ができると私は考えている。

また、本書には中東欧諸地域が抱える歴史問題や政治問題、未承認国家に言及している部分がある。本書を読んだだけでそれらの問題の全体が理解できることはないが、20世紀初頭・中期に起こった問題が現代にも禍根を残しているということは、理解できる。そして大学生が本書を読めば、論文のテーマになりそうなことが見つかるかもしれない。

そして、これは旅行記である。ロシアやウクライナベラルーシに現在渡航することは困難だが、その他、チェコポーランドに関する記述は、当該地域を旅行する方にとっては非常に有益なものであるだろう。私も中東欧諸国を訪問する機会があれば、新田氏の書籍を大いに参考にしたいと考えている。

 

 

私の専門と今後の目標について

よく、尋ねられる(?)ことがあります。私の専門についてです。

私の専門は、スラヴ諸語(スラヴ語学)ということにしています。言語学、ということもできるかもしれませんが、特段言語学の知識があるわけではありません。だから「言語学を専門にしています」とはあえて言っていないのです。それに、個人的に言語学は私の苦手な分野だと思っています(笑)。

特に、スラヴ諸語の中でも、主にロシア語・チェコ語ウクライナ語を研究しています。研究といっても、それらの言語に関する論文を書いているわけではありません。単に、脳内でロシア語とチェコ語はどのような文法事項が類似しているのかや、相違点はどこなのか、といったことを考えて生活しています。最近はポーランド語やベラルーシ語、スロヴェニア語にも関心があります。

今は、某私立大学の外国語学部でロシア語を専攻しており、大学院にも進学するつもりです。私は単に言語にだけ興味があるわけではありません。中東欧地域の近現代史や文学、思想なども関心の対象です。私の目標としては、中東欧地域の実情を理解し、それらをなるべくわかりやすい形で発信することとしています。

中東欧地域を理解するは容易なことではありません。言語ばかりにフォーカスをおいていると、それらの地域の実情を正確に、かつ客観的に観察することが不可能になりかねません。言語に加え、歴史や文学、思想など、中東欧地域を取り巻く様々な事物に触れてこそ、理解が深まり、そして成果を論文という形で社会に還元できると考えています。

言語・文学・歴史・思想、それらを組み合わせたような研究が、大学院でできればいいな、という願望を抱いて、勉学に励んでいる次第であります。

ニコニコ超会議2023へ行ってきた

知人である新田浩之氏のお誘いを受け、4月30日にニコニコ超会議へ行ってきた。

目当ては、ニコニコ超会議内の「マニアフェスタ」である。そこに新田浩之氏が出展なさったのである。

ニコニコ超会議に参加なされた方は、すでに承知のことであると思うが、超会議のチケットは「一般入場券(3500円)」と「優先入場券(5000円)」の二つがある。私はそのうちの「優先入場券」を事前に購入しておいた。少々高額だが、この券を購入すると列に並ぶ時間が少なくなるとの情報を得たので、特段気にはならなかった。

当日は現地に9時ごろ到着、列に並び、開場を待った。途中、雨に降られたが、すぐに止んだので一安心であった。

開場後、すぐに新田氏の元へ足を運んだ。そこで新田氏にご挨拶をし、展示物の簡単な説明を受け、世間話をした。その後、他のブースへと足を運んだ。

痛車やコスプレ、歌ってみたや踊ってみたなど…、私の知らないサブカルチャーの世界がこんなにもあるのかと、関心してしまった。特にコスプレや痛車を見るのは初めてであったから、少々緊張してしまった…

というわけで、私は痛車やコスプレ、企業出展ブースなどを見回ったり、時には新田氏のブースに行ったりして、閉場の17時まで超会議に居続けた。

終了後、新田氏に声をかけた。曰く、4月29日・30日ともに盛況であり、出展スペースで販売していた書籍『いろんな民族と言語に出会う 鉄道の旅』も、両日併せて30冊ほど売れたそうだ。

新田氏と別れたあと、私はイオンモール幕張新都心へと赴き、夕食を食べてから帰路についた。

 

新田浩之(にったひろし)氏のホームページ

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ポーランド語概観

私は主にロシア語やチェコ語をはじめとするスラヴ諸語が専門で、それらの言語を学んでいます(今はトルコ語も学習中)。しかし、私のあくなき知識欲が、もう一つのスラヴ諸語を欲しているのです(何のことやら)。

そこで、来週からポーランド語をロシア語と対照して、どのような文法事項があり、そしてそれはロシア語やチェコ語とどの程度違うのかを見ていきたいと思います。

教材は、石井哲士朗・三井レナータ・阿部優子『ニューエクスプレス ポーランド語』を使用したいと思います。

www.hakusuisha.co.jp

 

毎週更新できるかは分かりませんが、お付き合いいただければと思います。

11月6日のトルコ語

今日学習したこと

① 否定語değil

「AはBではない」という否定文は、Bの後ろにdeğilを持ってくれば良いのです。日本語と同じですね。

例えば、「すずはるは日本人ではないです」をトルコ語で表すと:

Suzuharu Japon değil.

という風になるのです。

 

② 人称代名詞

人称代名詞には2つの人称と、単数・複数の区別があります。

1人称単数はben、複数はbiz

2人称単数はsen、複数はsiz

という感じです。

この中の内、2人称複数形のsizは、ロシア語のвыやドイツ語のSieのように、敬意を表する相手に使うこともできます。また2人称単数形のsenは日本語で言うところの「お前」、「君」に当たるものです。

トルコ語にも、このような使い分けがあるのですね!これは、フランス語やドイツ語といった、西洋の言語の影響を受けているのでしょうか。誰かこのような2人称代名詞の研究をしてくれませんかねぇ…

 

今日の学習はここまで!

11月3日のトルコ語

・今日勉強したこと

①「AはBです」の言い方

②  指示語の使い方

以上です。

 

①「AはBです」の言い方

単純に、A Bというように単語を並べればできるとのこと。ただしAが1人称・2人称でない場合、であるそうだ。

例えば

Suzuharu Japon   すずはるは日本人である 

というふうに文を組み立てるのです。

 

そして、疑問を表す「〜か」を表すためには

単語の最後の母音がa ı であれば mı、o、uであればmu、 e、 iであればmi、 ö、üであればmüという付属語が着くそうである。これらの付属語をつければ、立派なyes/no疑問文が作れる。

例えば:

Suzuharu Japon   すずはるは日本人である 

上の文章をYes/No疑問文にすると:

Suzuharu Japon mu? すずはるは日本人ですか?

という具合です。

 

② 指示語の使い方

指示語は3つ存在する。それは①bu、②o、③şuの3つあります。

① buは話し手に近いものを指すときに使われ、②oは逆に話してから遠いとされるものに使われます。日本語の「あの」に近いです。

そして最後の③şuという指示語が難しい!これは聞き手が特に意識していないときに使う指示語だそうです。これは話し手に遠い、近いに関係なく使われます。

 

今日の学習はここまで!